AV導入の今を支えるスマートな選択
この10年で、ビデオ、プロジェクションディスプレイ、ビデオ会議、デジタルサイネージなど、さまざまなAVアプリケーションが、銅線や光ファイバーのLAN接続へと移行してきました。
これは、より多くのシステムが共通のケーブルインフラへ統合されたこと、そしてHDBaseT™のような技術の導入によるものです。HDBaseT™は、超高解像度の4Kビデオとオーディオ、100 Mb/sのイーサネット通信、USB、双方向の制御信号、さらに最大100Wの電力を、標準的な8P8C(RJ45)接続を用いて、単一のツイストペアケーブルで最大100メートルまで伝送することが可能です。
今日では、さらに多くのAVアプリケーションがネットワークケーブルとインターネットプロトコル(IP)を活用しています。これには、非圧縮4Kビデオ、オーディオ、制御信号、1 Gb/sイーサネット通信を標準のネットワークケーブルと機器で実現するソフトウェア定義ビデオオーバーイーサネット(SDVoE)や、IP上での非圧縮HDビデオ伝送を規定する映画・テレビ技術者協会(SMPTE)2110標準などが含まれます。
当社の銅線および光ファイバーケーブルシステムは、こうした最新のAVアプリケーションに対応し、クリアな映像と高い信頼性を提供する、フルラインナップの製品群を取り揃えています。
HDBaseTは、カテゴリー6のツイストペアケーブルで短距離の伝送に対応できますが、4K信号に必要な帯域幅を確保し、最大100メートルの距離を安定して伝送するためには、機器ベンダー各社が最低でもカテゴリー6Aの使用を推奨しています。多くの場合、シールド付きのカテゴリー6Aまたは7Aケーブルの使用が推奨されています。
一方、SDVoEは10 Gb/sの高速伝送に対応するため、最低でもカテゴリー6Aケーブルが必要です。さらに、これらのシステムはより高い帯域幅と長距離伝送に対応するため、シングルモードまたはマルチモードの光ファイバーケーブルによるサポートも可能です。
HDBaseTも、SDVoEも。これからのAV接続に必要なものを、すべて一括で。
パッチパネルからディスプレイまで──つながりの信頼性を支える製品がそろっています。
AV機器やネットワーク接続を支えるPDU、ラック、キャビネット、ファイバー製品、ケーブル管理など、AV展開に必要な周辺機器を幅広く提供。